温室の特徴

「マイルームS」は耐食アルミ合金を使用した、荷重・風圧に強い安心と信頼の設計です。

温室主要型材断面図
柱・梁 間柱・出入口柱 胴縁
温室主要型材断面図:柱・梁 温室主要型材断面図:間柱・出入口柱 温室主要型材断面図:胴縁 温室主要型材断面図:桁
温室主要型材断面図:柱・梁 温室主要型材断面図:間柱・出入口柱 温室主要型材断面図:胴縁 温室主要型材断面図:桁

合理的な設計による棟木や柱、筋かいなどにより温室全体を剛性体にしています。
注)積雪30cm以内の条件で設計していますので、寒冷地でのご使用はご相談ください。

  • 耐風圧強度:82kgf/m2(風速40m/秒相当)
  • 荷重:60kgf/m2(積雪30cm相当)

マイルームSの特徴

ゆとりのある高さで空間が広々ととれるので快適な環境で、植物をのびのびと育てることができます。
また、温室内の作業もゆったり行えます。

温室の特徴

棟木や柱、筋かいなど合理的な設計により温室全体を剛性体にしています。
  • 耐風圧強度:82kgf/m2(風速40m/秒相当)
  • 荷重:60kgf/m2(積雪30cm相当)
温室の暖房と保温について
  • 温室で育てる植物によって異なりますが通常は暖房が必要です。暖房機としては石油式、電気式があり、一長一短があります。また暖房も冷房もできる空調を設置する場合もあります。
  • 暖房効率を高め、ランニングコストを押さえるため、面材を断熱性の良いポリカーボネート中空板(割れにくく、安全性もガラスより優れている)を使用することや、保温カーテンの設置をおすすめします。保温カーテンはサニーコート(中空二重構造の農業用保温被覆材)を使用しています。
温室の日除けについて
  • 一般的には温室は日当りの良い場所に設置しますので、木陰を好む植物(ランの多く)の場合遮光が必要となります。面材としてのポリカーボネート中空板は紫外線をほぼ100%カットするため、ガラスに較べ一部遮光されています。
  • 当社では、温室の日除けは、遮光ネットを戸外にアルペット(ネットを巻き込んで留めるアルミ押出材)で固定張りする方法をおすすめしております。遮光率(通常50%)は、目的により選択できます。
温室の容積と換気・撹拌について
  • 温室は容積を大きくすることが好まれます。理由としてはより多くの植物を収納できるからです。このためブロックを2段積とし、出入口のみ1段とする仕様(片妻200下がり)が最も多い仕様となっています。
  • 温室の温度を管理するため、天窓の開閉、サッシの開閉を行ないますが開閉を避けたい情況(強風、雨天、保温時など)への対応として換気扇を取り付ける場合があります。さらに、急に陽がさして、温室の温度が急上昇し、ムレが発生する場合があります。ムレは花芽を落とすなど植物には大敵です。これを防止するため市販のサーキュレーター等のご利用が効果的です。上下の温度、湿度差をなくし、微風を送ることによる病気防止と植物育成等の効果もあります。

建築基準法の対応について
日本国内では一般的に建築物に対して建築基準法が適用されます。この為使用できる材料が制限されておりアルミは使用できないのですが国交省の告示410号(特別大臣認定)により一定条件を満たすことにより使用可能です。
また自然環境が地域で異なるため、都道府県毎に条件が設定されており、適法の審査は市町村毎の建築主事に任ねられております。このため判断には相当のバラツキがあります。
当社の場合
当社の場合、建築基準法の対応については、地域としては本州四国九州(北海道、沖縄、離島を除く)を対象とし、面積としては10m2超~200m2以下(国交省告示410合適用範囲)を対象として申請に対応致します。